| ■雨戸・シャッターの防犯について。 | |
| ■ガラス破壊の前の防波堤 侵入の手口はガラスを破壊して、解錠して侵入します。 ガラスの前面に、雨戸やシッターなどの障害物があれば、先に障害物を破壊してからガラスを破壊しなければならず、 余分に時間がかかります。 『泥棒が嫌う事！』を増やすのが最大の防犯対策だと言えます。 せっかく雨戸が設置されていても、中の建具が施錠されていなければ、雨戸の破壊だけて容易に侵入てできます。 鍵はすべて施錠されているか確認して下さい。 |
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| １．雨戸の防犯対策 | |
| ●雨戸はサッシと一体型のタイプを使用していますが、 最近では、リフォーム用として、簡単に取付可能な壁付型 も多く採用されるようになってきています。 防犯対策の一部として、雨戸を見直す必要があります。 １．雨戸の鍵の部分 一般的には雨戸の一番最終部の戸板の下部分に１箇所 しか設置されていないのが殆どですが、各戸板に上下鍵を 設置して侵入抵抗を増加させます。 ２．以外と多いのが、不適切な外れ止めの位置、上り止めの位置 雨戸の戸板を上に上げて外されるのを防止するものです。 外れ止めや上がり止めは施工調整時に適切に行われて いなければなりませんが、動作には問題がない為、見落とされ ているのが現状多数あります。（細則を参照） ３．戸袋部分の形状で、戸皿型（ブラケット型）の戸袋が多数ですが、 戸袋の壁面と雨戸面に隙間があり、器具を用いれば破壊できて しまいます。「防犯建物部品」では戸皿型の戸袋は認められず、 戸箱型（戸袋部分にも板があるタイプ）の使用に規定されています。 現状の雨戸で、戸袋部分を覆い被せるのは出来ない場合も あります。 |
  雨戸の鍵は上下に設置されていますか？   戸皿型の戸袋 戸箱型の戸袋 |
| ●雨戸の戸板は通常のものは、鋼板製が多数を占めています。 「防犯建物部品」では規定の設備を付加しても侵入抵抗時間は ２分間と定義されていて、内部のサッシ部に抵抗時間３分以上 の設備をもったサッシ・ガラスを設置する必要があります。 雨戸で、５分間の侵入を得るには、規定の設備に発泡プラスチック 充填両面フラッシュ構造とし、攻撃に対して十分な曲げ強度を得る 必要があります。 但し、双方ともに戸袋部分は、戸箱式である必要があります。 後付雨戸を使用する場合にも、この基準は適応され、雨戸だけ でなく、サッシ・ガラスも侵入抵抗のあるものに替える必要が あります。 |
  通常の雨戸例 フラッシュの雨戸例 |
| ２．窓シャッターの防犯対策 | |
| ●最近主流の窓シャッター。雨戸と同様にサッシ枠と一体化された ものが中心ですが、リフォーム用として、簡単に取付可能な壁付型 も多く採用されるようになってきています。 雨戸同様に「防犯建物部品」で規定されています。 「防犯建物部品」に規定の窓シャッターをご利用ください。 通常使用製品と比べ侵入抵抗があります。（細則参照） 電動式と手動式があります。 最近の窓シャッターはシャッターケース部分が独立していて、 メンテナンス性も向上しています。 |
  防犯建物部品では通常のものより強化されています |
| ■電動式のシャッターの利用が増加しています。 お手軽な価格帯になり、電気設備の利用で総合的な防犯対策が 可能になり、電動窓シャッターが人気商品となっています。 現在シャッターや雨戸のない窓でも、後付けタイプの製品が充実 してきて、お手軽に利用が可能になっています。 |
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| 雨戸や窓シャッターは「防犯性能の高い建物部品」として目録に記載されています。 このページの記載内容は、侵入防止を保証するものではありません。防犯対策の一部としてお役立てください。 |
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